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　自動車は、障害を持つ人たちにとって、健常者以上に有効で便利な道具です。たとえば、手や足の障害をカバーしてくれる運転装置を搭載したり、車椅子でも利用しやすいように工夫された福祉車両、また、さまざまな障害をフォローしてくれる装備やグッズは、カー用品店などでも見られるようになりました。ちなみに、福祉車両については次のような種類があり、税の減免などの支援施策も用意されています。快適なカーライフを手に入れ、行動範囲を広げませんか。

■福祉車両の種類と、支援措置
回転シート搭載車	助手席が簡単な操作で回転し、足の不自由な人の乗り降りを容易にしたタイプ。車椅子専用の収納スペースを設けたものもある
リフトアップシート搭載車	助手席や後部座席が車両の外側にはみ出すかたちで回転し、シートを低い位置に下げて車椅子からの乗り降りを容易にしたタイプ
リア・サイドリフト搭載車	手すりの設置、階段昇降機の設置　など
自操装置設置車	右手でハンドル、左手でアクセルとブレーキを操作する手動運転補助装置や、ドアの開閉から運転操作すべてを足で行う足動運転補助装置がある。市販車を改造して装置を取り付けるのが一般的。なお、障害者手帳を持つ人や、その介護者が福祉車両や運転装置改造車を使う場合、さまざまな非課税・減税制度や助成制度が適用になる。

■消費税の非課税（国税）
車椅子収納装置・昇降装置、手動運転補助装置、足動運転補助装置などがある車両の購入、また、それらの修理については非課税
問い合わせ先：各税務署

■自動車税・自動車取得税の減免（地方税）
車椅子昇降装置、車椅子固定装置などがある場合、自動車税・自動車取得税が減免される場合がある
問い合わせ先：都道府県税事務所（軽の場合は市町村役場）、各福祉事務所

■自動車改造費の助成
身体障害者が運転するために必要な運転装置の設置について助成制度がある
問い合わせ先：各福祉事務所


	自動運転装置や福祉車両、便利なカー用品などについて、今後、情報を充実させていく予定です。あなたの体験談やお薦め情報をお寄せ下さい！ *万が一、情報に不備・誤りがございましたら、大変お手数ですが編集部までご連絡ください。
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