「障害者自立支援法」により、障害者支援の地域格差が増加し、さらに、障害者が必要とする情報は、行政においても集約されておらず、情報が「どこに、何がある」か分かりにくい、さらに「どんなサービスがある」かも分からない状態が現状です。

coel［コエル］は、Coexist＝共存という言葉をもとに、「超える（できる）」をイメージしたマガジンタイトルで、様々な障害を乗り越えていく、そして障害者と健常者を隔てている壁を取り払っていくための情報発信をめざしています。

障害を持つ方が自立した暮らしや社会生活を送るために。そして、それぞれの夢や希望を実現するために必要な情報を発信するとともに、読者の皆さまが、集い意見交換や交流ができるコミュニティサイトとして運営して参ります。

なお、現在、障害を持つ方の呼称として、「害」という表記の印象が悪いなどの理由から、ひらがなで「障がい者」とするケースが増えてきましたが、明確な根拠については曖昧な現状があります。このため、当サイトでは、これまで一般的に用いられてきた「障害者」の表現に統一しています。ただし、これはあくまでも暫定的な判断であり、障害を持つ方を取り巻く問題の一つとして、今後、みなさまと共に考えていくきっかけにしたいと考えています。そして、さまざまな議論を経るなかで、より良い方向性を探り、サイトの充実を図っていければと願っています。

みなさまの出会いや語らいの機会となることを願っています。